今回見たアニメは「スーパーカブ」。
スーパーカブ は
・・・
つまらなかった!
このアニメは
バイクに乗っているか乗っていないか
このアニメに何を求めているか
によって評価はかなり分かれると思います。
さらに声優さんや作者の過去の発言の炎上もあったようでそれに対しての印象でも大きく変わります。
僕個人はバイクには乗らないし、今はバイクに乗りたいとは思ってはいない人間です。バイクは別に嫌いではない。炎上も見終わったあとに知った。
評価を星2つとした理由もあります。
でも、星5つの「このアニメ最高だ!」という人の気持ちもとても分かります。
まったり系、のんびり系、日常系、静かな雰囲気が好きな人にはハマるアニメです。
「今の自分には薄味だったかな~、ちょっと合わなかったな~」という気持ちのままこのレビューを書いています。
というわけで色々書いていきます!
レッツゴー!
※マイナス面のことも書くのでファンの方は読まないのをオススメします
気分が悪くなっても自己責任で!
評価 : ★★☆☆☆
ジャンル
ジャンル別高評価おすすめアニメ
ジャンル別低評価の惜しいアニメ
スーパーカブ アニメ の 内容紹介・あらすじ
ホンダ・スーパーカブ全世界総生産、1億台突破記念作品! 両親も友達も趣味もない、何もない日々を送る女の子・小熊は、中古のスーパーカブを手に入れる。それは小熊の世界を輝かせる小さくて大きな変化だった。
スーパーカブ アニメ の PV動画・予告
TVアニメ「スーパーカブ」PV第1弾
スーパーカブ アニメは序盤は短編映画を見ているようで最高にまとまりのある素晴らしいアニメ!
スーパーカブを見始めて思ったのが
ということでした。
とても日本的な静かで空気感に富んだアニメ。とても好きです。
BGMもかなり少なめで、あってもピアノの旋律(クラシック)を用いての世界観を壊さない演出。
終わりもポエムのような言葉で締めくくる。
30分の短編映画を見ているようで感動しました。
このアニメはヤバイぞ、と。
そして「この空気感良いな~」と思ったものでした。
序盤だけを見れば最高のアニメとか星5つの評価があったと思います。
スーパーカブ アニメは「のんびりまったり日常系」で最高レベル
スーパーカブは5話や最後らへんの気になる部分はあって、これはあとで書きますが、全体的に「のんびりまったり日常系」のアニメだと思います。
特に序盤はそのテイストも強い。
のんびりまったり日常系って、「その空気感を味わう」という側面があると思うんですよね。
その空気感に浸るためのアニメというか、アニメにほんわかプカプカと浮く感じ。
この空気感は好き。
特に何が起きるわけでなくても良い空気感を味わえるので好きな人も多いはず。
なので、静かなまったり日常系のアニメを探している人には超オススメしたいアニメ。
スーパーカブ アニメは評価を低くした理由
「のんびりまったり日常系」は嫌いじゃないし、そのジャンルとしても最高レベル。
じゃあ、なんで評価が低いのか?
それは「自分の中に記憶としてほとんど残らなかったから」です。
全くでも0でもないんだけど見終わって記憶を振り返った時に思ったのが
と思ったから。
しかも富士山登るのと椎が大変なのとラストに旅をしたのは覚えてるし、ちょいちょい悪い印象で残ってる。
それを除いても、「のんびりまったり日常系」は最高レベルなんだけど、その分野では良いとされる薄味が僕には薄味過ぎてあまり残らなかったという状態。
こういうのって見る時の気分にもよるのでこの評価がずっと続くとは思えないけど、見終えた直後はこんな感じでした。
昔に最初はつまらないと評価をして後日見て最高と評価した「ふらいんぐうぃっち」もあるくらいなので気持ちでも変わるかな~。
その時にどういうアニメを求めているかにもよるし、好き嫌いが分かれるアニメだと思う。
僕はその時の気持ちでは「覚えていない事が多いしなんとも言えないなぁ」という印象で決して「超面白い!」という感じではなかったのでこの評価です。
でも本当にのんびりアニメ好きは好きなアニメだと思う。
スーパーカブ アニメの主人公の小熊(こぐま)の声優の夜道雪さんの声が聞き取りづらい
スーパーカブ アニメの主人公は小熊(こぐま)という子でコミュ症っぽい感じの子。
そしてこの声優が夜道雪さんという方。
この人の声がどうにも聞き取りづらい!
小熊はコミュ症っぽいとか活発なキャラではないから静か目な声の出し方は間違っていないと思う。
それでも、聞き取りづらい!!
所々で「ん?なんて言ったの??」と思う事があったので、アマプラで見ていたから少し戻って再度聞き直すことをしていた。
さらに話の最後らへんのBGMでピアノ演奏が流れる事が多くて音楽と被って「んん???何々??( ,,`・ω・´)ンンン?」となることもあった。
のんびりまったり感がぶち壊し。
他の声優さんはそういうのはなかったけど主人公の声優さんだけちょっと微妙でした。
夜道雪さんは本業が声優さんじゃなくてバイク系Youtuber
調べてみると小熊(こぐま)の声優の夜道雪さんは本業が声優さんじゃなくてバイク系Youtuberの方だったんですね!
でも一応声優の養成所には通ってたと。
2019年11月に養成所にも通いスカウトされて声優事務所に所属。
2020年5月にスーパーカブの主人公に採用。
・・・早すぎん?(笑)
抜擢が早すぎるw
個人的には長年やってきたプロの方の上手い声優さんが好きです。
良い意味で女子高生の素人っぽさや雰囲気は出せていたけど、そのうえで聞きやすい発声だったらもっと良かったのになと思いましたね。
スーパーカブ アニメの主人公の子熊になぜ親がいなくて一人暮らしなのか?お金はどうしているのか?設定が気になり過ぎる!
スーパーカブの一番最初からとてつもなく気になることをぶっこんで来た。
「両親も趣味も友達もない、何もない、ないないばかりの主人公」
ん?両親がいない?
そして一人暮らし??
何があったん!?
女子高生が親がいなくて一人暮らしをしているのはめちゃくちゃ気になる。
さらにアニメを見ながらずっと、「生活費とかお金はどうしてるの?」と思うことが多すぎた。
途中で夏休みにバイトをすることになるけど、それまでのお金、さらにバイクを買うときのお金が気になる。
さらにさらにその後にバイク用のパーツを買っていくごとに「もうバイトのお金じゃ足りなくなってるでしょ?お金はどうしてるの??」とずっと思ってしまった。
みんな思わなかった?
俺だけ?
お金がない状態でバイクを買って色々維持費やガソリン代もかかるし、色々なパーツや服も買うし「お金大丈夫?」という心配が毎回生まれてしまった。
ぶっちゃけ、のんびり日常系から離れてしまう設定(笑)
ちなみに親の事や生活の事などの設定の真相は最後まで語られることはなかった。
モヤモヤの残る設定。
スーパーカブ アニメの礼子の設定も気になる
主人公の子熊の設定も気になったけど、友達の礼子の設定も気になる。
子熊の挨拶を無視する礼子
カブの話で盛り上がって仲良くなったにも関わらず、教室での子熊の挨拶には無視をする。
これはかなり意味不明な行動だった。
まだ超仲良くなったわけではないのは分かるけど、カブの話をして関わりを持った相手からの挨拶に無視・・・う~ん。。。
謎の一人暮らしをする礼子
礼子も一人暮らしをしている。
何故??
女子高生ってそんなに一人暮らしをするの流行っているの?
お金は??
山のバイトで1年持つの?
自由に動く・動かすための一人暮らし設定だと思うけど、この設定は・・・。
女子高生の一人暮らしが二人というのも不思議に思う。
違和感が生まれてしまうんですよね。。
5話のカブでの富士山登山
5話では唐突に礼子が主人公となり富士山にカブでの登頂を試みる回がある。
ま~、カブでの登頂は大変そうだな~、とか、僕個人的にも富士山には何度も登ったので分かるけど転んだらただじゃ済まない・・・のにバイクで転んでもほぼ無傷。
崖から転げ落ちても無傷。
プロテクターとかしないの?
とか色々あるんだけど一番の疑問は
礼子は何のためにカブでの富士登山に挑戦しているの?
そこまでして富士登山にこだわる理由は何?
というのが分からない点。
途中で「カブで富士登頂した人達もいる」て話題があるけど・・・それだけ??
「私は知りたいだけです。自分はあれを乗り越えられる人間か…」の部分かな・・・そんなに強烈に乗り越える理由はあったっけ?
アニメを見ていると、なんか復讐心や恨みなどを果たす時のような鬼気迫る感情があるように思えた。
イメージ的には「亡き親友との約束を果たす!」とか「親や友達との約束!」をクリアするときのような気持ちに見えた(あくまでイメージなので親友とか親は適当な理由ですからね)
だからあの表情や「どうにかして登らないと」というのを見て「あれ?そんな激しい理由って説明されてたっけ?見逃してた?」と思った。(そこまで真剣に見ていなかったので本当に見逃していたのかもしれない)
その動機の割に装備もたいしてしていないし、高山病に関しては無知だったんじゃないか?と思える描写もある。
無駄にスピードを出すし、登りたいならもっと遅く転ばない&高山病に気をつけながら登ればいいのに。
「挑戦したことに意義があった」みたいなので良い話みたいに終わらせてるけど・・・それで終わらせるような意気込みだったの?
真剣なのか真剣じゃないのかよく分からない動機と設定だったかな。。
これは結構「???」な回だった。
礼子のキャラの深堀りや感情移入がもっと強ければ感動回になった気がする。
スーパーカブ アニメの3人殺しているカブの設定
スーパーカブのアニメの最初にカブを買うときに「3人殺しているスーパーカブ」というものを購入する。
と思った。
この先に何かあるのかもしれない…と思わせられる設定。
しかし
1人目は酒の飲みすぎで死んでスーパーカブとは関係ない。
2人目は借金抱えて夜逃げ
3人目は免停で手放した。
というもので一人も殺していないというスーパーカブ。
重要そうな「3人殺しているスーパーカブ」が嘘でしたって
なんやねん!!(笑)
しかも別にその3人殺しているという設定もアニメ中では活かされていないし、「嘘だよ~」っていうので笑いあっただけ。
この設定はなんなんだ??
何のためにこんな設定を??
分からない。。
スーパーカブ アニメで11話で激萎え。椎に対しての子熊の行動がヒド過ぎない?
まー、個人的に一番微妙だと思ったのが11話です。
椎が山の中で自転車のまま落ちて水に浸かりつつ子熊に「助けて」と呼び、子熊が助けに行くシーン。
かなりの部分で「えっ!?」と驚く。
椎が親や警察・救急に電話せずに子熊に助けを求める。
子熊も親や警察・救急に電話せずに夜に救出に向かう。
どこにいるのかも分からない状態で探して、運よく?見つけて
沢に降りて水から岩に椎を移動させて・・・
頬を叩く!
えー(笑)
強烈やなw
そして「自力で登ってね」と言い放つ。
そのあとも親や警察・救急に電話せずに礼子はには連絡をする。
礼子も親や警察・救急に電話していない(感じ)。
子熊の家に行くのに、
水で全身濡れた椎を子熊のスーパーカブの前かごに置いて走り出す。(冬)
水で全身濡れた、衣服も濡れた人を!!
一番風が当たる前に置いたまま走り出す!!
ここで自分の服装をかけてあげたりしたら多少は理解はできたけど…マジかよ。。
子熊は椎を殺そうとしたのか?
と冗談ながらに思ってしまう行動。
なんか単純に「マジかよ。。この子怖いんだけど。。」と思ってしまったシーン。
椎の「今すぐ春にしてください」のセリフもちょっと唐突すぎる気が。
椎の気持ちを理解すれば分かるんだけど最初聞き間違いと思えるセリフで驚いた。
スーパーカブ アニメはリアル寄りだからこそ色々と心配になるアニメ
スーパーカブはアニメというフィクションではあるけど、全体的にリアル路線な気がする。
カブの描き方がリアルだったり、BGMが少なめだったり、なんかリアル寄りの雰囲気がある気がする。
これがめっちゃギャグが入っていたら違う気もするし、キャラや声優さんがギャグやコメディ要素をがっつり入れてたら「アニメだね」となる気がするんだけど、結構真面目な作りだからこそ全体的になんかリアル寄りなんですよね。
だからアニメの中のフィクションだからこその描写がリアルな脳で考えてしまいがちで「え、それってどうなの?」という気分にさせる。
当然アニメはアニメだしほとんどのアニメは「アニメだから~」というのは思っているけどね。
リアルに寄っている感があると「それはどっち寄りで描いたの?」と気になる部分になるのかも。
Amazonレビューもそういうのが多かったし。
バイクの二人乗りも炎上した
修学旅行の時に子熊のバイクの後ろに礼子を乗せて二人乗りで出かける。
これが炎上。
バイク1年では二人乗り禁止・・・だっけかな?
僕は詳しくないので不確かですがこんな感じだった気がする。ちなみにこれに関して何か言う気もないしむしろアニメとしては好きな展開。青春で好きです。
で、運営が「これはフィクションですから~」みたいな感じで言ったらしい。
アニメがフィクションというのも分かるけど、多分アニメ自体をとてもリアル寄りに書いてしまったから炎上してしまったんではないかと思う。
あとは富士山の回とか椎を助けるのも、リアル寄りな描き方があってなんとなくリアルっぽいと感じてしまった人が多かったから正論として言ってしまうのが多くなってしまったのかな~。わからんけど。
これが銀魂とかアラレちゃんとかこち亀とかワンピースとか、非現実要素がたくさんあれば炎上にはならないはずだし。
現実にあるカブで現実のように素晴らしいディティールで描いて、はちゃめちゃすぎない(?)女子高生も登場して雰囲気もありそうな空気感出して・・・そんなリアル感を出していたから設定に違和感が生まれて炎上も生まれてしまったような気がする。
なんとなくね。
スーパーカブ アニメは設定が色々と気になった作品
スーパーカブはここまで書いてきた設定が色々と引っかかってしまった作品。
のんびり日常系なんだけどのんびりさせてくれない引っ掛かりが僕には多かったです。
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スーパーカブ アニメの 声優・CV
キャラ | 声優 |
---|---|
小熊 | 夜道雪 |
礼子 | 七瀬彩夏 |
恵庭 椎 | 日岡なつみ |
シノさん | 魚建 |
担任教師 | 原えりこ |
椎の母 | 筒井真理子 |
椎の父 | 宮本崇弘 |
国語教師 | 茅原実里 |
山小屋店主 | 石井康嗣 |
運転手 | 竹内良太 |
数学教師 | 下鶴直幸 |
教頭先生 | 星祐樹 |
家庭科教師 | 白須慶子 |
信用金庫課長 | 宮澤正 |
スーパーカブの 主題歌OP・ED曲・挿入歌
熊田茜音によるオープニングテーマ。作詞はnano.RIPEのきみコ、作曲・編曲は同バンドの佐々木淳。
■ ED 春への伝言 / 夜道雪、七瀬彩夏、日岡なつみ
夜道雪、七瀬彩夏、日岡なつみによるエンディングテーマ。作詞はZAQ、作曲・編曲はAstroNoteS。
スーパーカブ アニメ の監督・製作スタッフ
スーパーカブ アニメ 1話が無料で見られます。
1話「ないないの女の子」は無料で見ることが出来ます!
>>> スーパーカブ アニメ 全話
スーパーカブ アニメの口コミ、良い・悪い評価感想(Amazonレビューより引用)
Amazonレビューにはこんな感想もありました。
色々な意見があるという参考のために良い評価悪い評価をAmazonレビューより引用掲載します。
スーパーカブを軽視する人が作った作品
主人公の声優が
スーパーカブ アニメ は面白い?つまらない? レビュー・評価 :★★☆☆☆
「スーパーカブ」のレビューでした。
スーパーカブは結果的に ・・・ つまらないと思った作品です。
つまらないというと語弊があるけど、合わなかった作品。
評価としては普通の星3でもいいかなという気持ちでしたが、5話11話あたりが強烈だったのと間をあまり覚えてない・印象に残らなかったので少し低め・・・「普通の評価とはちょっと違うかな~」ということでギリギリ星2になりました。
静かな世界観が僕には薄味過ぎたなという印象です。
もう少し濃いのが今は見たい気持ちでした。
ただ、
バイク好き
ほんわかまったり日常系好き
世界観や雰囲気が良いのが好き
な人にはかなり喜ばれる作品なのではないかなと思います!
個人的にはまったりほんわか系で今まで見たのだったら「のんのんびより」とか「ハクメイとミコチ」が好みです。
スーパーカブ の原作小説「スーパーカブ」
スーパーカブ のコミックス「スーパーカブ (全6巻)」
スーパーカブ のBlu-ray・DVD・円盤
評価 : ★★☆☆☆
ジャンル
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>>> スーパーカブ Amazon 一覧
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