今回見たアニメは「屍鬼(しき)」。
原作は 小野不由美 さんの小説「屍鬼(一) (新潮文庫) 」
ノイタミナ枠で放送された「屍鬼」。
このアニメは評価が難しいですね~。
良い部分もあるし悪い部分もあるので、どこが好きか嫌いかで評価は分かれると思います。
僕は微妙なアニメだと思いました。
評価 : ★★☆☆☆
ジャンル
ジャンル別高評価おすすめアニメ
屍鬼 アニメ の 内容紹介・あらすじ
人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。山深い集落で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が、まるで獣が蹂躙したかのように散乱していた――。闇夜をついて越して来た謎の家族は、連続する不審死とどう関わっているのか。殺人か、未知の疫病か、それとも……。超弩級の恐怖が夜の帳を侵食し始めた。 引用:屍鬼(一) (新潮文庫)
屍鬼 アニメ の PV動画・予告
屍鬼 アニメ の1話は楽しさを膨らませるかなり良い回!
屍鬼のアニメの1話はめちゃめちゃ良いです!
一番最初の始まり方が誰かを探すところからスタート。
探した先に・・・
・・・
という始まり。
すんごい気になる始まり方なんですよね!
さらにこのすぐあとに変死体で見つかる村人たち。
もうね、めちゃめちゃ期待できる展開なんですよ!!!
この1話の話の持っていき方はとても好きでした^^
屍鬼 アニメ は主人公が複数いる&絵が独特で好き嫌いが分かれそう
屍鬼のアニメはメインとなる人物は何人かいるけど、明確な主人公というのはいません。
いるっちゃいるけど何人かが主人公っぽい。
主人公が複数いるような作品です。
ある意味群像劇のような感じでもあります。
結城 夏野(ゆうき なつの) / 声 - 内山昂輝
尾崎 敏夫(おざき としお) / 声 - 大川透
室井 静信(むろい せいしん) / 声 - 興津和幸
桐敷 沙子(きりしき すなこ) / 声 - 悠木碧
全体的に特徴のあるキャラ・絵なので、好き嫌いは分かれそうな気がします。
屍鬼 アニメ の全体的な雰囲気はAnother(アナザー)に似ておどろおどろしい
屍鬼のアニメは全体的に重くどっしりしていて不気味なおどろおどろしさが常にあります。
「何があるんだろう」「どうなるんだろう」という気持ちにさせます。
全体的な雰囲気として今まで見たアニメで近い雰囲気は「Another」です。
Anotherはサスペンス、ホラー 、ミステリの良作だと思っています。
共通する不気味な雰囲気、謎な雰囲気を醸し出しているのはとても良かったです!
屍鬼 アニメ は音楽が良い
前述のおどろおどろしい雰囲気や謎で不気味な雰囲気を演出している要素の一つに音楽があります。
音楽が良いんですよね~^^
凄まじく目立つ・・・とは違うんだけど、さりげない音楽が気持ち悪い。
これは良いですね~^^
屍鬼 アニメ は敵の屍鬼と人狼にも人間的要素があり、人間が暴徒化したときのどちらが正義かわからない展開が良い
屍鬼 アニメ は屍鬼という存在がいて、これが村を襲った元凶でもあります。
イメージとしては「吸血鬼」と思ってください。
噛まれた人は下僕になる・・・感じ。
普通だったら、屍鬼=敵となるんだけど、人間の要素が残っていて完全な敵とは認識しにくい。
屍鬼には屍鬼の考えや生き方がある感じ。
逆に屍鬼を滅ぼすために立ち上がった人間達。
人間側の「屍鬼を滅ぼす」という意思の強さと攻撃の仕方の表現はとてつもなく残忍です。
清水 恵(しみず めぐみ)の殺害シーン
最後の方は明らかに「人間=悪」という描かれ方をしています。
これを見るとどちらが正義で敵なのかわかりづらくなってくる。
ハッキリとした善と悪が描かれているわけではない。
この流れ・展開と描き方はとても良かったですね~。
善か悪かは見る人次第という感じ。
ハッキリしないのでモヤっとする部分でもあるけど、「そういう描き方は珍しいし面白い」と素直に思えた展開でした。
「正義が悪を倒すぜー!」というものではないけど好きで興味深い描き方です!
屍鬼 アニメ は終わり方が微妙
屍鬼 アニメ の終わり方は微妙だったかな。
まー、一応はやることはやったし良いんだけど、やっぱりスッキリしないもやっと感が残るんですよね~。
これは僕がハッキリしたのが好みなだけなので、好きな人もいるはず。
それでもどちらの良さも描いたからこその結果になってしまった気がします。
見終わって
と言える作品ではないと思う。
なんか答えのない質問を出されて終わったような感じ。
あとは最後はもう少し、ほんの少しだけ先を描くなり終わりっぽい終わり方があれば好みだったかな。
屍鬼 アニメ は途中が長い&22話は長い
屍鬼 アニメ は 22話 あります。
話数が多いのは全く気にならないです。
僕の大好きなログ・ホライズンは2013年に1期で25話、2014年に2期で25話の合計50話もある。
これは一気に見ても気にならないほど。
でも屍鬼はね、途中が長い。進むのが遅い。
丁寧に描いているのかもしれないけど、とにかく進むのが遅くてだれる。
「そこ描く必要がある?」というのはほとんど思わなかったので、単純に進んではいるけど大きな盛り上がりが少なく盛り上がり的に見て平坦だったので長く感じてしまったのかも。
この平坦な状態で22話って結構大変ですよ(汗
頑張れば12話くらいでまとめられたんじゃないかな?
そんなふうに思わなくもないほどの展開でした。
疲れる~><
後半4話は一気に動いて面白かった。
屍鬼 アニメ はサスペンス、ホラー 、ミステリは薄い・弱い
おどろおどろしいホラーの雰囲気や謎のミステリーの雰囲気はめちゃめちゃ強いです。
だけど、どれも弱い。
「Another」と似ていると書いたけど、雰囲気は似てるけど強さが全然違う。
クソ真面目に怖そうな雰囲気を描いたけど全然怖くない。
雰囲気がAnotherっぽかったからAnotherのようなのを期待したけどそんなことはなかった。
ホラー要素は雰囲気だけかも。
謎要素も弱い。 というかたいした謎要素はなかったとも言える?
「そうだったのかー!?」「まさかそんなことが~!?」みたいのはなかった。
雰囲気は良いのに要素が全部弱すぎてしまった。
これはすさまじくもったいない要素だと思うな。
惜しい~!!
あ、でもグロ要素はあります。
グロ好きはまずまず楽しめるのかも?
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屍鬼 アニメ の 声優が豪華!
キャラ | 声優 |
---|---|
結城夏野 | 内山昂輝 |
尾崎敏夫 | 大川透 |
室井静信 | 興津和幸 |
桐敷沙子 | 悠木碧 |
清水恵 | 戸松遥 |
辰巳 | 高木渉 |
国広律子 | ささきのぞみ |
武藤徹 | 岡本信彦 |
大川富雄 | 石井康嗣 |
桐敷千鶴 | 折笠愛 |
桐敷正志郎 | GACKT |
屍鬼 アニメ の 声優さんは全体的に有名な方が多い。
主役級の型ばかりです!
大川 富雄(おおかわ とみお)の役の石井康嗣さんが良かった!
大川 富雄(おおかわ とみお)の役の石井康嗣さんの演技はとてつもなく良かったですね~^^
ごっつい親方の声でぴったりの声だし、暴徒化した人間の狂気っぷりがめちゃめちゃ出ていた気がします。
素晴らしい!
他にどんな声をやられていたのかと思いきや、まさかの・・・とんかつDJアゲ太郎!主人公の父親役!
あの迷作に出られていたとは~(笑)
桐敷 正志郎(きりしき せいしろう)の声はGACKTさん
桐敷 正志郎(きりしき せいしろう)の声はGACKTさんでした。
GACKTさんが声を当ててたのは全然気が付かなかった!
ここで知って再度見直しても全然分からない!
GACKTさんは今まで見たので「殿といっしょ 1分間劇場」でも声優をやっていましたね。
声優としても素晴らしいですね^^
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屍鬼 アニメ の 主題歌OP・ED曲
2010年のアニメなので若干古いような感じもしますがBUCK-TICKの色気がアニメの雰囲気と合っていましたね。
おどろおどろしいという感じも出てて良かったです。
OP くちづけ - BUCK-TICK
(第1話 - 第11話)
作詞 - 櫻井敦司 / 作曲 - 今井寿 / 編曲・歌 - BUCK-TICK
OP カレンデュラ レクイエム - kanon×kanon
OP カレンデュラ レクイエム / kanon×kanon
(第12話 - 第22話)
作詞・作曲 - kanon / 編曲 - kanon、涌井啓一、千葉直樹 / 歌 - kanon×kanon
ED walkの約束 - nangi
(第1話 - 第11話)
作詞 - nangi / 作曲・編曲 - 末光篤(SUEMITSU & THE SUEMITH) / 歌 - nangi
ED 月下麗人 - BUCK-TICK
(第12話 - 第22話)
作詞 - 櫻井敦司 / 作曲 - 今井寿 / 編曲・歌 - BUCK-TICK
屍鬼 アニメ の スタッフ
屍鬼 アニメ 1話が無料で見られます。
1話「第遺血話」は無料で見ることが出来ます!
>>> 屍鬼 アニメ 全話
屍鬼 アニメの口コミ、良い・悪い評価感想(Amazonレビューより引用)
屍鬼 アニメ は面白い?つまらない? 評価 :★★☆☆☆
「屍鬼」のレビューでした。
屍鬼 はどちらかと言えば ・・・つまらない ・・・かな~。
★3でも普通・真ん中くらいとも言えるんだけど「オススメする要素」が弱くて、もし誰かに勧めるかと問われれば「見なくても良いかも」と言ってしまう気がしてこの評価になりました。
善悪の表現はとても面白いけど。
これが12話だったらまた評価は変わっていたかも?
原作は未読なんだけど、小説を丁寧にアニメ化しましたという感じがした。
小説のスピード感だとアニメでは弱いのかな。
見終わったあとの物足りなさと話しの長さなどが個人的に微妙と思った点でした。
良い悪いというより好みという意味です。
特定の声優や音楽が好きならかなり楽しめる作品だと思います!
GACKTさんの声は聴いてみて欲しい!
マジで良い意味でGACKTさんっぽくないし普通の声優さんのような感じ。上手いから!
評価 : ★★☆☆☆
ジャンル
ジャンル別高評価おすすめアニメ
>>> 屍鬼 Amazon 一覧
屍鬼 アニメ の原作「屍鬼(一) (新潮文庫) 」
屍鬼 アニメ の原作「屍鬼(一) (新潮文庫) 」
小野不由美著の小説『屍鬼』が原作