今回見たアニメは「ましろのおと」。
タイトルには「ましろの音」と「ましろノート」(ノートは音符などの意)の2つの意味がある。
2012年に第36回講談社漫画賞少年部門を受賞し、第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門にて優秀賞を受賞した。2021年4月時点で累計発行部数は450万部を突破している。
ましろのおと は ・・・
面白い!
このアニメはかなり気合が入っていて、音楽をやったことがある人だったらとても気に入るアニメだと思う。
三味線の音がありそれだけでも聞く価値・見る価値あり!
展開も心が震えて感動するほど!!
これはたくさんの人に見て欲しいアニメです!!
色々と書いていきますね!
評価:★★★★☆
ジャンル
ジャンル別高評価おすすめアニメ
ジャンル別低評価の惜しいアニメ
ましろのおと アニメ の 内容紹介・あらすじ【三味線】
津軽三味線を背負い、単身、青森から東京へやってきた津軽三味線奏者・澤村雪(さわむら・せつ)。師でもあった祖父を亡くし、自分の弾くべき音を見失ってしまった雪だが、様々な人と出逢いながら今、自らの音を探す旅を始める。――「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂(らがわ・まりも)が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!!
引用:ましろのおと(1)
ましろのおと アニメ の PV動画・予告【三味線】
TVアニメ「ましろのおと」第1弾PV
ましろのおと アニメは三味線がメインのアニメ!超面白い最高の演出!【三味線】
ましろのおと アニメは三味線がメインのアニメ!
三味線がメインのアニメって今まであった!?
というくらい珍しいチョイスですよね!
日本の伝統芸能である三味線を選ぶのは最高です!(こういうの大好き)
しかし今までにも伝統芸能を扱ったアニメはいくつかあり、落語の「昭和元禄落語心中(★★★★★)」、歌舞伎の「カブキブ!(★★★☆☆)」などあるけど、良い悪いがはっきりと分かれていました。
落語の「昭和元禄落語心中」は声優さんが強烈すぎて素晴らしいアニメに仕上がったけど、歌舞伎の方は個人的には微妙という評価。
だから、ましろのおとも
と気になっていたアニメでした。
でも!!!
てなった。
というか感動・感激する場面が多かった!!
本当に良いアニメだった!
ましろのおと アニメは三味線の演奏はプロの中でも業界トップレベルの天才が演奏録音している【三味線】
三味線という音や演奏を聴く人は少ないと思う。
僕は以前お仕事・プライベートでも和楽器の方たちと絡んでいたこともあり馴染みがあったけど、多くの人は触れることがあまりない世界だと思う。
その三味線を聞かせるために演奏シーン、演奏の音は業界の中でもトップレベルの人が演奏している。
津軽三味線監修を吉田兄弟、演奏を葛西頼之や柴田雅人など、唄を吉田昌紀子が担当。
葛西頼之
平成16年 鶴田町文化奨励賞を受賞。
平成19年 津軽三味線全国大会IN神戸にてチャンピオンを獲得し、日本一に。併せて「文部科学大臣賞」を受賞。
平成20年 大阪で開催された津軽三味線全国大会にてチャンピオン獲得。併せて「青森県知事賞」「大阪市長賞」など、計4個の賞を受賞。
平成21年 津軽三味線全国大会 唄づけ伴奏部門 優勝
平成21年 津軽三味線全国大会 金木 A級トーナメント 優勝
平成22年 津軽三味線全国大会 デュオ部門 優勝
平成25年 津軽三味線世界大会 初代王者
平成26年 津軽三味線世界大会 2連覇
平成27年 津軽三味線世界大会 3連覇達成
柴田雅人
津軽三味線を始めわずか2年、東京で行われた津軽三味線コンクール全国大会で優勝する。
2007年
・第26回津軽三味線全国大会 A級 チャンピオン
・第19回津軽三味線全日本金木大会 個人一般の部A級 優勝(二連覇)
2008年
・第27回津軽三味線全国大会 A級 チャンピオン(二連覇)
・第20回津軽三味線全日本金木大会 個人一般の部A級 優勝(三連覇)
・第2回全日本津軽三味線競技会名古屋大会 一般の部Aクラス 優勝
2010年
・第29回津軽三味線全国大会 A級 チャンピオン
2011年
・第30回津軽三味線全国大会 A級 チャンピオン(二連覇)
・第10回津軽三味線コンクール大阪大会 グランドチャンピオン
2012年
・第31回津軽三味線全国大会 A級 チャンピオン(三連覇)
津軽三味線奏者として史上最多の優勝回数を誇る。
このトップレベルの演奏家の音を聴けるだけでも価値があるし、その本物を届けたことが本当にアニメの良さを何倍にもしたと思っている。
とにかくカッコイイんだよ!!
設定上演奏の上手いキャラクターが弾いているというのもあるけど、そこに説得力を持たせることに繋がっているし、単純に演奏のカッコよさで視聴者を釘付けにしている。
三味線という楽器の素晴らしさを多くの人に伝えることにも繋がっているのが素晴らしい。
本当に三味線シーンだけでも聴く価値のあるアニメだと思いました。
というか、聴いて!
唄の部分も一回だけあるけど、これまた素晴らしいのです!
ましろのおと アニメは三味線の演奏アニメーション、音の映像化は最高に美しい!【三味線】
ましろのおとを見て感動したのが三味線の演奏アニメーションでした。
完全に本物とまではいかないけど、十分すぎるくらいカッコよく動かしてくれてた。
演奏家だったら気になる部分はあるけど、やっていない人達には違和感はあまりなかったんじゃないかな?
素晴らしいアニメーションでした。
さらにスゴイのが「音の映像化」でした。
音の映像化が神レベルでドキドキした
音の映像化・・・本当にカッコよかった。
演奏って本当に景色が思い浮かぶことがある。
春の桜がモチーフの曲を聴いて「桜が舞っているのが見えるな~」みたいな。ああいうの。
このアニメでも三味線を聴いた瞬間に受けたイメージ、演奏家が表現したい世界が映像で表現されていてゾクゾクした。
本当は視聴者に任せるのが一番なんだろうけど、ああいう風に映像化するのはとても分かりやすいし音を感じやすいよね。
特に大会の時の「全員が同じ感覚を受けた」という描写は凄まじくカッコよく見えた。
音が会場を支配した描写だよね!
アニメーションプロデューサー - 櫻井洋介さん
アニメーション制作 - シンエイ動画さん
素晴らしかったです!!
ましろのおと アニメのキャラクターや作画もとてもキレイ!【三味線】
動きのあるアニメーションもだけど、キャラクターや作画もとてもキレイで違和感が全くなかった。
澤村 雪(さわむら せつ) 声 - 島﨑信長
澤村 若菜(さわむら わかな) 声 - 細谷佳正
前田 朱利(まえだ しゅり) 声 - 宮本侑芽
山里 結(やまざと ゆい) 声 - 近藤玲奈
矢口 海人(やぐち かいと) 声 - 岡本信彦
永森 雷(ながもり らい) 声 - 鈴木達央
澤村 梅子(さわむら うめこ) 声 - 本田貴子
緒方 洸輔(おがた こうすけ) 声 - 梅原裕一郎
田沼 総一(たぬま そういち) 声 - 畠中祐
田沼 舞(たぬま まい) 声 - 三上枝織
立樹 ユナ(たちき ユナ) 声 - 逢田梨香子
澤村 松吾郎(さわむら まつごろう) 声 - 麻生智久
梶 貴臣(かじ たかおみ) 声 - 梶裕貴
荒川 潮(あらかわ うしお) 声 - 落合福嗣
山野 桜(やまの さくら) 声 - 谷口夢奈
小薮 啓子(こやぶ けいこ) 声 - 高柳知葉
大俵 ヒロシ(おおだわら ヒロシ) 声 - 木村匡也
タケト 声 - 柿原徹也
とは言いつつ~、若干「薄い」ような絵柄は好き嫌いは分かれるかもね!
個人的には好きですよ!
決してい同じではないんだけど、好きなアニメの「ボールルームへようこそ(★★★★★)」を思い出した。
アニメタッチというか漫画タッチのアニメというのが似ている気がする。
ボールルームは濃いけど(笑)
アニメは良いアニメですよ♪
ましろのおと アニメのストーリーは分かりやすいけど最初と最後に不満あり!【三味線】
ましろのおと アニメのストーリーはとても分かりやすい。
主人公の雪がおじいちゃんの死をきっかけに上京。
立樹 ユナの家に居候
一人暮らし&学校に行く
三味線同好会に出会い、大会に出る。
団体戦→個人戦
という流れ。
全体的にとても分かりやすいし、12話という話数の中に良い感じに収めたと思う。
しかーーーし!!
最初と最後に物申すなんだぜ~!!
最初の立樹 ユナ達との関係性の薄さ
一番最初は上京し立樹 ユナと出会い居候することになる。
彼氏のタケトとのいざこざもあり、そして少しして立樹 ユナは出ていくことになる。その後雪は一人暮らしをすることになる。
この部分を見ていて、最初の唐突な出会いはまだ良いとして、そのあとのユナとの関係や離れ方、タケトとの関係は色々と「ん?」と思うようなことが多かった。
ユナはどこに行ったの?って感じだったし。
いつタケトとそんなに仲良くなったの?
なんか色々と説明不足感、はしょってる感があったんですよね。
本当に原作もこんなに説明不足・駆け足なの?
と。
タケトとの関係も何度かケンカをするけど、飲み会やライブハウスでのケンカもあまりにも吹っ掛けすぎて雪が頭おかしい人、ただただ正義感あり過ぎる人になっているような。
その後の仲良くなるのも急過ぎだし、最後には会場に来ていたりと「いつのまにそんな仲良くなったの?」という印象も。
ユナも最後に出て来たけど、最初にチラッと出てどこかに行って最後だけ映す。
重要なのか重要じゃないのか分からない映し方だった。
【追記】原作のましろのおとのコミックネットで無料で見れるから見たけど、めちゃめちゃしっかり描いてるじゃーーん!(笑)
ユナの感情ももっと深く伝わるし、タケトともそりゃ仲良くなってるわな~。
どのアニメも原作のように表現するには尺が足りなくなるので無理なのは分かるけど、前半がちょっと薄くなってしまったのは残念な感でした。
最後の終わり方もわかっていたけどちょっと物足りない
大会の個人戦が終わったところでアニメも終わり。
個人戦の順位などは途中からほとんどの人が理解していたと思う。
絶対に1位になるような話の持っていき方ではないので、それは理解できる。
もう順位は分かっていたからあの感じは「うんうん、そうなるよね」という気持ちで見ていた。
問題はアニメの終わり方。
悔しいのも苦悩するのも分かる。
雪が泣いて苦しんで…終わり。
アニメの全体的な雰囲気が少し寂しいまま終わってしまったなぁと。
最後は三味線に手を伸ばしたので終わるけど、もう少し前向きに描いて終わって欲しかったかな。
そして終わった時にOPのBLIZZARDが流れればもっとゾクゾクしたのにな。
気持ちが落ち着きすぎて終わってしまったのはちょっと残念かな。
未完結なのは気にならなかったけど、もっと先をワクワクさせるような展開があれば「あ~、良いアニメ見た!!」てなった気がする。
ここまで感動したり良いアニメと思ってたのに最後の最後で「あ~、良いアニメ見た!!」という言葉が出てこなかった。
ましろのおと アニメはOPのBURNOUT SYNDROMESが最高にカッコイイ!【三味線】
ましろのおとはOPが超絶カッコイイ!
BURNOUT SYNDROMESというアーティストで初めて聞いたバンドだけど超絶カッコよかった!
1話から第5話、6話から11話でOPが別の曲になる。
どちらも好きだけど、最初のOPだけでも良かったかな。
でもカッコよすぎてこのOPを聴くたびにテンション上がった!
やはりOP・EDが良いと見るのが楽しくなるね!
BURNOUT SYNDROMESのOPは是非是非聴いて欲しいです!
ましろのおと アニメの各話ストーリー紹介・あらすじと画像【三味線】
第一話 寂寞
第二話 林檎の花
第三話 驟雨
第四話 春の暁
第五話 合奏
第六話 原郷
第七話 風
第八話 音叉
第九話 風花
第十話 山颪
第十一話 記憶
第十二話 ましろのおと
ましろのおと アニメの声優のは梶裕貴さんの演技に感動【三味線】
梶 貴臣 の役の 梶裕貴 さんの演技に感動でした。
役も梶なのも面白いですね(笑)
梶くんが個人戦での演奏中に三味線の弦が切れてしまいます。
その時の梶くんの演技は
鼻で息を吸う
だったんです。
この演技には超絶感動した。
よくあるのは
「なにっ!?」
「えっ!?」
「弦が!?」
とかありそうなのに、セリフは無くて鼻で息を吸うだけ。
その時の感情がその息に表れていたのは素晴らしすぎました。
実際「やっちまった」という状況の時にそのようにもなるからね。
梶裕貴さん、あっぱれです!
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ましろのおと アニメ の声優・CV【三味線】
キャラ | 声優 |
---|---|
澤村 雪 | 島﨑信長 |
澤村 若菜 | 細谷佳正 |
澤村 梅子 | 本田貴子 |
澤村 松吾郎 | 麻生智久 |
前田 朱利 | 宮本侑芽 |
山里 結 | 近藤玲奈 |
矢口 海人 | 岡本信彦 |
永森 雷 | 鈴木達央 |
神木 清流(緒方 洸輔) | 梅原裕一郎 |
田沼 総一 | 畠中祐 |
田沼 舞 | 三上枝織 |
梶 貴臣 | 梶裕貴 |
荒川 潮 | 落合福嗣 |
山野 桜 | 谷口夢奈 |
神木 流絃(田沼 源蔵) | 高岡瓶々 |
田沼 小百合 | 勝生真沙子 |
立樹 ユナ | 逢田梨香子 |
タケト | 柿原徹也 |
小藪 啓子 | 高柳知葉 |
声優さんは全員良かったですね!
中でも好きなのが…本田貴子さん!
梅子の役の本田貴子さんですね。
あの声と演技は好きですね~。
ましろのおと の 主題歌OP・ED曲・挿入歌【三味線】
OP BLIZZARD / BURNOUT SYNDROMES
BURNOUT SYNDROMESによるオープニングテーマ。作詞・作曲は熊谷和海、編曲は井上薫と熊谷和海。第1話から第5話、最終話で使用。
OP 銀世界 / BURNOUT SYNDROMES
BURNOUT SYNDROMESによるオープニングテーマ。作詞・作曲は熊谷和海、編曲は西川進と熊谷和海。第6話から第11話で使用。
ED この夢が醒めるまでfeat.吉田兄弟 / 加藤ミリヤ
加藤ミリヤによるエンディングテーマ[8]。作詞は加藤ミリヤ、作曲・編曲は加藤ミリヤと吉田兄弟とCarlosk.。
劇中歌
津軽三味線による劇中曲は、津軽三味線監修を吉田兄弟、演奏を葛西頼之や柴田雅人など、唄を吉田昌紀子が担当する。
「春暁」
「津軽よされ節」
「津軽じょんがら節」
「津軽小原節」
「アレ(即興曲)」
「神木清流オリジナル曲」
ましろのおと アニメ の 監督・製作スタッフ【三味線】
ましろのおと アニメ 1話 が無料で見られます【三味線】
1話「第一話 寂寞」はAmazonで無料で見られます。
ましろのおと アニメの口コミ、良い・悪い評価感想(Amazonレビューより引用)【三味線】
Amazonレビューにはこんな感想もありました。
色々な意見があるという参考のために良い評価悪い評価をAmazonレビューより引用掲載します。
仏作らず魂入らず
ましろのおと アニメ は面白い?つまらない? 難しい?レビュー感想評価 :★★★★☆【三味線】
「ましろのおと」のレビューでした。
ましろのおとは・・・
面白かった~!!!
★★★★★ でも良いと思ったんですが、1話とラストの終わり方が少し気になったことがあったので★★★★☆でした。 「あ~、良いアニメ見た!」と思えたら良かったけどちょっと違う気持ちのまま終わってしまったね~。
三味線の演奏も素敵だし、多くの人が三味線に興味を持てるようなアニメ。
素晴らしい!!
2期があったら確実に見ます!
ましろのおと アニメ の原作コミック「ましろのおと (講談社コミックス月刊マガジン)」【三味線】
ましろのおと アニメのBlu-ray・DVD【三味線】
評価:★★★★☆
ジャンル
ジャンル別高評価おすすめアニメ
ジャンル別低評価の惜しいアニメ
ましろのおと の記事で出てきた関連アニメ【三味線】
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2021年 見たアニメランキング TOP10! 面白いアニメはこれ!!【アニオのアニメレビューブログ】
「2021年 見たアニメランキング TOP10!」に選出されました!! 何位に選ばれたか是非見てみてください♪
もう何周見たか分からない・・・何度見ても見飽きません!