どうも! アニオ(@anime_ossan) です^^
今回見たアニメは「アンゴルモア 元寇合戦記(アンゴルモア げんこうかっせんき)」。
原作は たかぎ七彦 さんの漫画「アンゴルモア 元寇合戦記 (1) (カドカワコミックス・エース) 」。
元寇(文永の役・1274年)における対馬の戦いを描くアニメ。
史実に近い形でのアニメとなっているようです。
歴史に詳しくはないけど史実に基づいているなら、ある程度の結末は予測出来ていたんですが・・・「いやぁ~、そうなりましたか~」という感じでした。
また、キャラクターの見せ方、後半の作画崩壊、アニメーションの見せ方、終わり方・・・などなど、ちょっと気になる部分がありました。
良くない(好きではない)面もあるけど、主題歌や声優さんはとても良くて好きだった!
特に主題歌は好きで、OPもEDも両方テンション上がるほど良い曲でした。
色々と書いていきますね~^^
評価 : ★☆☆☆☆
ジャンル
ジャンル別高評価おすすめアニメ
アンゴルモア 元寇合戦記 の 内容紹介・PV動画
中世ヨーロッパを席巻し、恐怖の大王=アンゴルモアの語源との説もあるモンゴル軍。1274年、彼らは遂に日本にやって来た!博多への針路に浮かぶ対馬。流人である鎌倉武士・朽井迅三郎は、ここで元軍と対峙する!
アンゴルモア 元寇合戦記 の PV動画
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ は 1話は超良い!!
1話は物語の導入ですが、分かりやすい流れだし、「これからどうなるんだろう」とワクワクさせてくれる超良いアニメでした。
対馬に流される流人・罪人たち
主人公 朽井迅三郎(くちい じんざぶろう) / 声 - 小野友樹
対馬の姫 輝日姫(てるひひめ) / 声 - Lynn
対馬の姫 輝日姫(てるひひめ)。
うん、カワイイ(真顔
罪人たちを対馬に呼んだ張本人。
対馬がモンゴルから攻撃を仕掛けらるため最前線で戦う人材のために罪人を呼んだ
通常、死罪となってもおかしくはない罪人を対馬に呼んだのは「蒙古(モンゴル)から攻撃を受けるため最前線で戦う人材として呼んだ」とのこと。
対馬を守るために死んでくれよ~ってな感じですね。
そんな中、姫が蒙古軍の仮面の男にさらわれる
そんなことを話した夜に姫がさらわれる。
朽井迅三郎達が力を合わせて、仮面の男と戦い、姫を取り戻す。
その後、対馬に攻め入る蒙古軍と戦っていく・・・。
というお話。
このアニメは簡単に言うと「対馬を襲う蒙古軍との闘い」です。
これのみのシンプルなストーリー。
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ は 1話のアニメーションが超キレイ!
このね、1話を見た時にアニメーションがキレイで驚きました。
仮面の男とのバトル。
これ動画だと超キレイだから!カッコイイから!
そして姫を助けに入ったシーン。
あ、別に姫が死んだとかじゃないからね(笑)
姫の近くにいた敵の腕を切り落として、ぶちまけられた血です。
これは本当にキレイ。
作画もアニメーションも文句なし!
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ の 鹿乃(かの)/ 声 - 小松未可子 がカワイイ!
輝日姫の衛士の 鹿乃(かの)/ 声 - 小松未可子 がカワイイんですよ~♪
姫もカワイイし、側近もカワイイし良い良い(*´ω`*)
・・・ここからは僕が苦手だった部分を書いていきます。
ネタバレも多いから気を付けてね。
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ の仲間がほぼ全滅でキツイ
物語の後半は蒙古軍が一気に攻めてきます。
超大群の蒙古軍に対して少数精鋭の罪人たちの奮闘。
見ながら思ったのが
「これはかなりキツそうだな~、どんなミラクルを起こして戦闘に勝利するんだろ?楽しみ^^」
でした。
・・・
ほとんど死んだんだけど(笑)
うそーんって(笑)
もうね、バンバン死ぬ(笑)
メインの仲間たちはこの人達。
一部逃げ出したり翻ったりもあるけど、だいたいこの人達。
正直、最後らへんまで仲間は対して活躍していないのよ。
まぁ、主人公が1人「主人公最強補正」があって1人で片づけたりもあるし、いかにもアニメなぶっ飛んだ設定ではなく、結構普通の人間に近いような戦いだから目立つのが無かったのかも。
例えば「怪力」とか「弓に長けてる」とか「治療が得意」とか「夜目が効く」とか。
そんな彼らが最後らへんで活躍しだすんですよ。
「お、ここはお前の力の見せ所やで!頑張れー!」
と思いながら見るんですよ。
実際、活躍してくれて「お~、弓の扱い方すげー!敵倒しまくった^^」とか思ってたら・・・
死にます。
自称、日本一の医者が治療して良い話をした直後
死にます。
爆弾をくすねてきたから、これを使えば・・・と活躍した直後
死にます。
正直、たいして大きな活躍はしてこなかったけど仲間として描いてきたキャラが数分おきに死ぬ。
もうね、救いがない。
「それくらい元寇ってのは壮絶だった」というものかもしれないけど。
ただね、史実に忠実にかもしれないけど、食傷気味でした(同じものを見聞きしすぎてうんざりすること)
今までも数話ごとに仲間が倒れてきたけど、これくらいの間隔だったらまだOK。
最終話にワクワクして見てての、最終話で一気に全員死ぬのはキツイですね~。
しかも殺され方も「活躍 → 殺害」というちょっとワンパターンというのもなんというか。。
事実としても「これどうするん?」という状態だし、描き方も「本当に救いがない」だし、「厳しいなぁ」としか思いませんでした。。
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ は ラストも何とも言えず
仲間たちが次々と死んでいく中、主人公補正で最強になってる朽井迅三郎は何をしていたかと。
海に沈んで気を失ってました。
「ちょっちょっwあんたがこんなんなってたらアカンやーん」
と思いつつ見てたら案の定アカン状態になりました(苦笑
ちょっとこのストーリーも個人的には好きではないパターン。
最強がいるとストーリーが成り立ちにくいから、とりあえずいない状態にしたのかなとも思いました。
そして、対馬軍や民は蒙古軍によって殺されまくり、ほぼ全滅。
気を失っていた姫、海から生還した迅三郎、少しの子供達を残して全滅。
・・・
マジかよ。。
完全に負けENDです。
しかも、仲間は全員死んで、メインの登場人物で生き残ったのは二人。
なんとも言えない。。。
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ は 未完結過ぎる
全滅に近い終わり方をしたけど、謎が残り過ぎてるアニメです。
さっきの仮面の男の正体も不明。(不明というか敵軍というだけ分かってる)
しかも迅三郎と同じ流派の剣術を使うし、なぜ同じなのかも気になったまま。
蒙古軍にはまだまだボスがたくさんいる。
姿や声が出てきたけど、対峙はしていないものがほとんど。
帝や仲間を呼んでくれる人は本当にこのままで終わりなのか?
もうね、色んなことに対して「あれ、どうなったの?」と思う事が山ほどありました。
僕の嫌いな「未完結系」です。
とはいえ、まだここでは史実の「元寇」は終わってません。
アニメでも、100%続きがある描き方なんですよね。
そもそも今回見たアニメの1期ではすべてを語る気もないし終わらせることもないストーリーでした。
・・・
そういうのやめようや~(真顔
僕はこういうの嫌いです。
続きがいつやるかもわからないし、やらないかもしれないし。
見終わった現状での認識は「仲間がほぼ死んで、蒙古軍に負けて、蒙古軍のほとんどが謎のまま、主人公とヒロインが生き残って終わった」というものです。
この認識だと「つまらない」という評価しかないです。。
「見て良かった~」という感想はまったく出てこなくて「えぇ・・・これで終わりなの??^^;」という感想。
言いたい事はまだあるぞー!
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ は 後半に作画のクオリティが一気に下がる
ストーリー面は「元寇」という壮絶な史実に基づいているので悲惨な終わり方になるのも仕方がないとも言えます。(終わり方は好きじゃないけど)
でも、それ以上に後半が色々とグダグダになってしまっている印象がありました。
急に作画のクオリティが落ちたんですよね。
怪力&巨漢の鬼剛丸の描き方
怪力&巨漢の鬼剛丸の1話ではこんな感じ。
後半ではこれ。
笑顔でご飯を食べるとかは問題ない。
身体が細いし、大きさもないのが気になりました。
絵で巨漢という設定を失くしてしまった感じ。
一瞬「この人誰?」と思ってしまった。
手前の人物の顔も超安っぽい描き方で驚く。
長嶺判官(ながみね はんがん)の描き方
長嶺判官(ながみね はんがん) という人物と仲間になるんだけど、これがまたカッコイイ人物なんですよ^^
この人物が・・・
ん?なんか違くない?(笑)
急にどうしたの??
今まですんごいカッコ良かった気がするんですけど・・・。。
そしてさらに横にいる女性のタツ。
正直この作画でも「あれ?」という感じだけど、最終話かな?で出てきたのが
ちょっwww
さっき横にいたキャラともなんか違うし、この絵がめちゃめちゃ安っぽい。
脅威的な作画崩壊アニメの「メルメド」を少し思い出してしまう。。
表情と血の演出のクオリティが下がる。
後半、姫が危ない場面。
えぇ!?w
表情も血も安っぽい!?
最初の1話はこれですよ!?
1話のは画像がぼやけてるけど、これは超キレイだった。
血のキレイさも全然違うし、何より表情。 そして奥行の無さ。
どうしちゃったんだろう・・・??
正直、このシーンは・・・笑ってしまいました。
作画のクオリティが一気に低くなって、戦いとか緊迫感とか無いしただただ「そ、その作画どうしちゃったの!?w何があったの?」しか頭の中に出てきませんでしたね~。
作画のレベルについて
ちょっとした作画の低下や崩壊は気にしません。
また一瞬の崩れとかも気にしません。
ただ、個人的に作画のレベルのバラつきがあるのは好きではないんです。
また、1話通して低下しているのは苦手です。
特に「良い」ものを提示してしまった場合は下がらないよう一貫して「良い」を保ってほしいなと思っています。
1話はすんごい良かったからこそ、落胆が大きくなってしまいました。
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ は 戦闘シーンの緊迫感がない
蒙古軍が攻めてきたけど、ちょっとした作戦を立ててボコボコにする場面。
緊迫感無さ過ぎ・・・。。
下から蒙古軍がのっそりと登ってきて上から弓矢で攻撃、なんだけど緊迫感ゼロ。
この絵だけで数人しか弓を構えてないし、敵に近い人なんか場所的に絶対足を切られてるよ。
なぜ目の前に敵がいるのに構えないのにか不思議でしょうがない。
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ は 仲間に背中を預けるカッコイイシーンがダサい
狭い道にて迅三郎が仲間に背中を預けるカッコイイシーンがあるんだけど、あとで全体図をみて驚き。
最初は
背中は任せたぜ!
という良いシーン。
前から来る敵は迅三郎が、後ろは弓矢の仲間が対応するという、よくあるけどテンション上がるシーン。
そのあとのシーン。
え!? そういうことなの!?
囲まれてるとか後ろから敵が、じゃなくて後ろは仲間じゃん!?
そんなすぐ後ろに仲間がたくさんいたんだ!
道ではない場所の見張り&長距離攻撃に対応する意味だったのかもしれないけど、予想外だった!
ぶっちゃけ背中預ける意味ある?
あなた必要?
くっつく必要ある?
もうね、全体図を見てしまってから「どうしてこうなった」しか頭に浮かんでこなかったです。
上がったテンションが一気に下がっていきました。。
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ の 声優
キャラ | 声優 |
---|---|
朽井 迅三郎 | 小野友樹 |
輝日 | Lynn |
鬼剛丸 | 小山力也 |
白石 和久 | 乃村健次 |
火垂 | 竹内良太 |
阿無志 | 堀江瞬 |
導円 | 小林裕介 |
張 明福 | 斎藤志郎 |
男衾 三郎 | 浜田賢二 |
阿比留 弥次郎 | 鈴木達央 |
鹿乃 | 小松未可子 |
長嶺判官 | 小野賢章 |
安徳天皇 | 石田彰 |
劉 復亨 | 子安武人 |
仮面の男 | 櫻井孝宏 |
ウリヤン エデイ | 利根健太朗 |
クドゥン | 速水奨 |
カラウン | 山本兼平 |
声優さんは良い方々をたくさん使われています^^
小野友樹さんの声はカッコイイ!
小野友樹さんは超人気声優ですよね。
全部は見てないのでレビューは書いていないけど「JOJO 4部」の仗助の声優さんでもあります。
レビューを書いたアニメでは「はたらく魔王さま!」での声が好きです♪
姫役のLynnも相変わらず素敵!
Lynnさんの姫の声も良かったですね~^^
そしてLynnさんといえば、僕の大好きなアニメ2本で良いキャラを演じてくれています。
・「宇宙よりも遠い場所」の弓子さん
・「Just Because!」の小宮
あ~、もう二つとも最高や~^^
Lynnさん好きや姫の声が好きな人には是非とも見て欲しいアニメです。
他にも櫻井孝宏さん、鈴木達央さん、小松未可子さん、小野賢章さん、石田彰さん、子安武人さん・・・などなど素晴らしい声優さんがたくさんです!
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アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ の主題歌OP・ED曲
OPもEDも超良いです!!
この二つは大好きですね^^
OP Braver - ストレイテナー
作詞・作曲 - ホリエアツシ / 編曲・歌 - ストレイテナー
ED Upside Down - SHE'S
作詞・作曲 - 井上竜馬 / 編曲・歌 - SHE'S
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ の スタッフ
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ 1話が無料で見られます。
1話「1. 率土の最果て」はAmazonで見られます。
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ のAmazonでの評価が僕と同じ
僕の評価は低いですが、Amazonで僕とかなり近い感想を持った人がいました。
最後までキャラクターが描けなかった悲惨なエンディング
どんな作品でも名作になるかを決めるのは終わらせ方です。
題材の面白さアイディアの斬新さだけではヒット作にはなっても名作にはなりません。
連載をきれいに完結させるのはセンスより技術に近く、私が評価するのはきちんと終わらせられる作家です。
前者ができる作家は数多くいますが、後者ができる作家は貴重であり評価されるべきものですだと思います。このアンゴルモアの終わらせ方は稚拙につきます。
邪魔な主人公をいったん舞台からどけておいて、負け戦の悲惨さをこれでもかと描写していますがそこに感情を揺さぶるものはありません。ああこのキャラも死んだ、こいつも死んだ。死体と裸をいくら並べてもなあという虚無の感覚。この後始末の下手さはここ数巻からずっとですね。
歴史の事実を描いただけでは読者の心は揺さぶれません。
主人公の戦う意味、姫や島民の戦う意味をこれまでのシリーズでテーマとしてきちんと描けなかったから(作者の中で曖昧だったようにみえます)、玉砕戦に臨んでも空虚さしか残らないのだと思います。
状況は描けてもキャラクターが描けなかったがゆえに、このむなしい最終巻になったのでしょう。次から新シリーズとのことですが私はもう読むことはないでしょう。
引用元
これは漫画の評価で、全ての評価が悪いというわけではないし、むしろ悪い評価を付けているのは少数です。
でも近い感想を持っている人もいるのだなぁと感じました。
アニメでの低評価は「和紙のようなフィルター」の画面上の表現に対して言っている人が多いですね。
個人的にはまぁ悪くないとも思ったり(笑)
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメの口コミ、良い・悪い評価感想(Amazonレビューより引用)
なぜ作ったかわからない
アンゴルモア 元寇合戦記 アニメ は面白い?つまらない? 評価 :★☆☆☆☆
「アンゴルモア 元寇合戦記」のレビューでした。
アンゴルモア 元寇合戦記は僕の中では・・・つまらないでした。
僕の中で良い悪い・面白いつまらないの評価は「見終えた時に"良いアニメを見た"と言えるかどうか」で決まります。
アンゴルモアはまだ未完結で、謎がたくさん残っている事、ほぼ全滅エンド、救いがない事、作画のクオリティの低下、演出の低下・・・などなど良くない要素が多かったと思います。
でも主題歌は大好き!
声優さんもとても良かったです!
1話のクオリティはとても良いしワクワクできたので、あの感じのまま進んだらもっと好きになったのかなと思います。
ストーリーとしてはこのあとを描いてどう終わるかによって、僕の評価は大きく変わると思います。
未完結が完結されてこそしっかりとした判断ができます。
現状では未完結だと高い評価は出来ないんですよね^^;
あくまで個人的なレビューですけど、僕はあまり楽しめませんでした。
漫画ではもっと違うのかもしれませんね^^
評価 : ★☆☆☆☆
ジャンル
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